みどりの日。みどりを愛でず、妖怪を愛でようと、みたび境港来訪です。
今回はまあとにかく時間がなく、しげるロードを走って回ったという余裕のなさぶり。 妖怪ブロンズ像が増えていることも知らなかったので、見落としてしまったものがいくつかあり、非常に残念。 |
前回見忘れていた、倉庫の妖怪壁画。
バケ傘ちゃんの足にしがみついて飛ぶ鬼太郎さん。 妖怪出没マップみたいなのも気になりましたが、これも急いでいたためよく見れず。 |
丸毛。2005年度の子だからニューフェイスですね?
説明によると、普段は貯金箱のふりをしていて、お金がたまるとどこかに消えるそうです・・・ ええっ^^;。 そのお金は一体何に使うのかな〜? じっと動かずに固まってて、お金がたまるとキャーとか言って走って逃げて行きそうな愉快な想像をしてしまいました。 |
境港に、好きな傘化けがあればいいのになぁとずっと思ってたんですが。
新しく出来てました(><) 駅前で発見!
ちょろりと出した舌がラーブリーv 傘化けは詳しいことはわかっていないし、昔の文献にもみられない妖怪のようです。 九十九年使われた器物が、百年目に化けるという、付喪神(つくもがみ)思想から生まれた妖怪。 捨てられた器物たちが、なぜ恨んでいるはずの人間に似せた姿をとるのでしょう。 そこに憎んでも人を慕う器物の思いがあるような気がするのです。 忘れないでというメッセージ。物は大切に。 |
悪魔くん。想いの大きさが写真のでかさに;。
台座が魔方陣ってとこが面白い☆ 山田くんと悪魔のおじちゃん(笑)だと思うのですが、隣に家獣と象人がいたりして、 ひょっとすると埋れ木くんとメフィストT世なのか?と思ったり。でもやっぱり笛が違うから山田っ子だと思われ…。 笛をたてに、命令してる構図も非常に山田っ子だと思われ(−−;) 意表をついて松下様だったらヤだ。隣は佐藤!? なんにしろ百目ちゃんを近くに置いてほしい希望。 |
記念館は相変わらずいろんな子供たちが楽しかったです。
あかなめの前では、「あ、あかなめさん! ほら〜、あかなめさんだよ」って、その若さで(汗)よく知ってるね〜^^;。 彼らを心から怖がっている小さな子供たちの中には、確かに妖怪は生きて存在しているんだと、しみじみと思います(誰目線?)。 私の中には妖怪はまだ生きているのかな。。。 スクリーンでは、妖怪絵巻の上映の他に、新しく水木先生のインタビューが加わってました。 質問コーナーで、「水木先生は妖怪ですか?」って、1問目からぶっとびました。 読書コーナーで絶版になった「ノストラダムス〜」を発見。山田っ子とダニーをやっと見ることができましたよ。 でも時間がなくて(以下略) |
川獺(かわうそ)。
鳥山石燕 画のわびさび(?)があって、いいですね。 かわうそは夜になると子供の姿でお酒を買いに来る、といわれます。 子供の頃、川原の土手に座って花火大会を眺めていたときのこと。 華やかな夜空とは対照的な、水辺の暗がりにふと目を落としたその時、 黒い水の中をぽしゃりぽしゃりと泳ぐ動物がいたのです。 幼かった私はとっさに「かわうそだ!」と思いました。 しかし後にニホンカワウソは限りなく絶滅に近い生物で、ほぼ生息していないということを知りました。今思えば、あれは ヌートリア だったのではないかと。 ・・・ふたを開ければ外来種という悲しい問題。 けれど、あの夏の夜に感じたどきどきは今でも忘れてません。 |
倉ぼっこさん。これは去年撮った分。
ロードの像は去年より増えて総勢119体になったそうです。 新しい像のスポンサーに「神坂一」とあって、こけそうになりました。 私が学生時代好きだったギャグ(?)ファンタジー小説家さんですが。 この方、本っ当〜〜に妖怪がお好きだったんですね^^;。 しかも 3体も。 |
去年買い損ねた、ねずみ男の手ぬぐいはぬかりなく買いましたよ。
新しいグッズもいろいろ出てた。 妖怪汁はどうしても購入する勇気がなく(笑)。『 妖怪道五十三次 』の 土山 と 庄野 を買ってみました。 雨の土山・・・雨風景の中にいる妖怪は何だかとても好きです。何もかもぼんやりとしてはっきりとしない中に、妖怪はひそんでいるような気がするので。 雨ふり小僧 【 雨師という神様に仕える子供の妖怪 】の像を、写真にとっていた時のこと。突然ぽつぽつと雨が落ちだしました。 にわかに風も吹いて、どこからか飛んできた葉っぱが舞い上げられ、急いでいた中で周りを見渡した一瞬。 なんだか妖怪空間にまぎれ込んだ気分がしました。 |
実はこれが真の目的だったといっても過言ではない。
ロードに程近い、海とくらしの史料館にて公開中の巨大マンボウ!! 去年、館の方に巨大マンボウがくるんですよとという話をしていただいたことを執拗に覚えていて、再び訪れました。 日本海であがったという体長:2.75m 体重:1.15t 体高:3m の貴重なマンボウです。 とにかく圧巻の一言、目の前にしてみないとこの感動は伝わりません。 ぜひぜひ、巨大マンボウに会いに行ってみてください! |