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街で一番高い観覧車のてっぺんで
空にはちょいと手のかけられそうな白い三日月

眼前に広がる絶対的な海の上へ
僕の思いはきらきらと路をつくった





異国の窓辺で
異国の歌をうたうのは
深い瞳をした異国の少女
僕はみちばたのベンチで本を読みながら
ずっとそれを聴いていた
もうとうに忘れてしまった
懐かしい響きを探しながら





慣れない日差しは強すぎて
待ち合わせはいつも日が落ちてから
手の届かないショーウインドウを眺めては
ふたりでいつかの話をした
「いつか」はいつかのままだったけど
今でもはっきりと思い出せる
夜だけの 僕の友達











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