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卒業式の帰り 道
二人で話した内容は
いつか忘れてしまっても
この茜に変わる前の 夕空を覚えている
二度とはない 帰り 道の夕空





見上げれば
下から上に雨が降ってもおかしくないような
幻想的な夜だとナナは言った
僕はここにいる僕が本物か確かめようと
強く指先を握りしめる
日が昇れば消えてしまう
それは 真夜中の幻想





手が凍えるような寒い朝
早起きして二つ早い電車に乗る
朝練を続けた大会本番
同じ車両の遠くから
鳴らした靴のかかとは
誰にもわからない君へのエール











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